・車の買い方よくわからない。
・車種が多すぎて選ぶポイントがわからない。
車を購入して納車されるまでの流れについて
車を購入検討するにあたり、納車までに実際にどのような手続きがあるか流れを見ていきましょう。
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1車種選び
まずは、どのようなタイプの車が欲しいのか検討してみましょう。
車種選びのポイントとしては予算や使用目的やデザイン、安全性や運転のしやすさなど自分が重視したいポイントをある程度、絞った方がいいです。
最近ではネット上でカタログを見れるので気になる車種を最大でも3つまで候補を挙げてみましょう。
ポイント
候補を選びすぎると比較検討がしにくくなります。
まずは使用目的と予算から選択可能な車種を絞って見るのもいいです。
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2ディーラーに行って見積もりをもらおう
あらかじめ車種が絞れたら実際にディーラーに足を運んでみましょう。
ここでのポイントとしては事前に来店予約の連絡を入れておく事です。
店舗によっては検討車種の展示車や試乗車がなく足を運んだはいいが実物を見ることができず見積もりをもらうだけになってしまったりアポイントがなくても対応はしてもらえますが営業マンが全員が対応中などで思いのほか長い時間またないといけなくなるケースもありますので来店予約の連絡を入れてその際に検討している車種を伝えるのがベストです。
実物を確認した後は営業マンからカタログを用いて説明を受けて実際に購入するつもりでオプションや外装色などを選んで見積もりをもらいましょう。
ポイント
来店予約時に可能であれば試乗車を用意してもらいましょう。
展示車だけでなく実際に街中を試乗する事でより具体的にイメージ出来ますし予想以上に運転しやすいや逆にデザインはいいけどなんか運転しにくいなど購入後に後悔しない為にも試乗はするようにしましょう。
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3購入・登録書類の用意
検討車種を比較検討し購入希望者車種が決まればディーラーで契約を行いましょう。
この際に現金での購入かローンでの購入かなど購入方法を決めないといけません。
このタイミングでまだ購入方法を迷っているなどの場合は一旦、現金払いでの契約をしておきましょう。
支払い方法に関しては納車日の1ケ月前程度までであれば変更可能です。
但し、注意が必要なのはローンでの購入方法に変更する場合は与信審査が必要になります。
その際に審査に通らなければローンでの購入が出来ないのでその点はご注意ください。
また、契約時に取り急ぎ必要なものとして認印(シャチハタ以外)・手付金として車両代金の一部(1万円でも全然OK)があれば契約手続きもスムーズに進みます。
その後は車の生産状況を見ながら後日、ナンバープレートの取得に必要な申請書類の準備をします。
ポイント
ナンバープレートを取得するために必要な申請の一つとして車庫証明があります。
一軒家であれば自宅の車庫スペースに購入車種が収まるスペースを確保しておく事とマンションや月極駐車場を利用されている方は管理会社または管理人から使用承諾証明書という書類をもらわないといけません。
この場合、発行手数料として費用が発生するケースがあります。
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4納車
ここまできてようやく納車の日を迎えます。
車を購入して実際に手元に車でそれなりの時間や手続きが必要なんだなというのはわかっていただいたかと思います。
また、最近では購入から納車までメーカーの生産状況により3ケ月以上の期間がかかるケースが多くなってきているので車検期限に合わせてやある程度の期限までに納車を希望される場合は早めに動かれることをオススメします。
車選びのポイント
車種やメーカーを選ぶ際に何を基準にしたらいいのかわからないという方は少なくはありません。
趣味や生活必需品としてや車の使用目的は人それぞれであり選び方も人それぞれです。
とはいえ基準を決めずに闇雲に比較検討しても正しい比較ができないケースがありますのでまずは自分なりの基準を決めましょう。
値引き交渉はした方がいいの?
一番気になるところの一つだと思います。
まずは結論から申しますと値引き交渉をするのは全然OKです。
ただし、注意が必要なのは過度な値引き要求やしつこい値引き要求は要注意です。
車は簡単に買い換えるものではないと思いますし、納車後も担当営業マンとの付き合いは続きます。
営業マンも一人の人間なので購入時に過度な値引きなどを要求され続けるとあまり良い気持ちにはなりません。
これからお互いが気持ち良くお付き合いを始めるにあたり過度な値引き要求はしないように注意しましょう。
また、少し前までは同じメーカーのディーラー間を数件周り一番安くしてくれたところで購入したほうがいいなどといった情報を耳にされた方もいらっしゃるかと思いますが、最近ではディーラーも統合されグループ会社として運営している会社も増えてきており一律の値引き割合で統一しているところがほとんどです。
なので同じメーカーであればどこに行っても同一の金額になる可能性が高いので購入後のアフターメンテナンスを考えると自宅から近いところで気持ち良く「購入したいのであと気持ちなんとかしてくれたら嬉しいです」と素直にお願いすれば営業マンも気持ち良く値引き対応してくれると思います。
購入方法は現金?それともローン?
こちらも良く友人や知人から相談される内容です。
個人的にはどちらがいいのかと言われるとローンをオススメしております。
ローン=借金であると考え抵抗を持たれている方もいると思います。
現金だと月々の支払いがなく安心ですが車は一生物ではなくいつかは乗り換えないといけません。
また、車は整備費用などの維持費用も発生してきます。
現金・ローン・残価ローンでの費用の違いを少しまとめてみましょう。
※残価ローン:購入価格からローンの最終支払い時点での査定価格を想定し想定金額を差し引いた金額でローン支払いを行うプラン。
<現金購入の場合>
400万の車を一括購入し10年間使用、その間に乗り換え費用400万を貯金すると仮定
400÷120ケ月=毎月約3.3万円の貯金が必要になります。
<ローンの場合>
400万の車を5年ローンで購入した場合、購入時は持ち出しなしなので手元に400万を置いておける
400÷60ケ月=月々 約6.6万円
<残価設定の場合>
400万の車を5年残価ローンで購入した場合
※残価率40%と仮定
400×60%÷60=月々 4万円
少し分かりにくいかもしれませんがイメージはしていただけたんじゃないでしょうか?
現金の場合は今手元にある400万が一括でなくなりなおかつ将来の買い替えのための貯蓄をしていかないといけないのに対してローンであれば現金は手元に置いておきながら月々の支払いで新車に乗れるので万が一の出費が必要になった場合でも安心です。
また、残価ローンであれば残価率を加味してローンを組むので月々の支払いも抑える事ができます。
これ以外にも整備費用や車検などの維持費がかかりますし乗っている期間が長いほど消耗備品や車検の回数も増えるので整備費用が高くなるので現金で購入して長く乗るのは明らかにコスパが悪いというのがわかっていただけるかと思います。
注意ポイント
ローンの場合は実際には金利が発生するので上記のような単純計算にはなりません。
残価率も車種によって変わってくるのであくまでも参考としてみていただけると幸いです。
まとめ
いかがだったでしょか?
今回は車の買い方について幅広い範囲でお話しをさせていただきました。
車はそうそう購入検討するもではないですし、だからこそ少しでも納得感を持って気持ち良く楽しみながら購入していただきたいと思います。
今後は他の記事でももう少し各項目にフォーカスしたより詳細なお役立ち情報を発信していければと思っております。
また、今回は新車購入に視点を当てたお話しですが中古車についてもまたお話しできれば思います。
皆様が素敵なカーライフを送れるよう少しでも参考になれば幸いです。